いつの間にか、私の腰のマッサージは助産師さんに交代。
流石プロ、素人がさするのと全然違う。 でも痛いものは痛い(´;ω;`)
陣痛の波が来る度、助産師さんや学生さん達が「ハー!ハー!」と言ってくれて、
私はそれに合わせて呼吸をするのがやっと。
呼吸と言っても、痛みがひどい為にまともな吐息ではなく、完全に声だった。
その頃
私の背後では、マッサージを助産師さんがしてくれることになったものの、
去るタイミングを失い、分娩室に取り残される、高1の妹とダンナ。
流れで、二人は出産に立ち会うことに・・・!
分娩室内で最後の診察。
ついに子宮口が10cm開いたらしく、いきむように言われる。
母親学級で呼吸法といきみ方を習ったのに、全然頭に浮かばないもんだねぇ
助産師さんのフォロー受けながら、
陣痛の波が大きくなった時に大きく息を吸って・息を止めていきむ。
いきんでる間だけ痛みが楽になるけど、早めに呼吸を再開してしまうと、
まだ陣痛の波が去っておらず、痛いという事に気付き、
「自分はこんなに息を止めていられたのか」と思う程、息をしなかった。
あと、「いきむ感覚はウンコを踏ん張る感覚に似てるよ」と母に言われたのを思い出し
「これはウンコなんだ、ウンコ出ろー出ろー!」
と自分に言い聞かせていきんでた。ゴメンネチビちゃん(´ω`)
つづく
陣痛室で待機していた時は、
『私も痛いけどチビちゃんも頑張ってるんだ、ガンバレガンバレー!』
と、チビちゃんを応援する余裕がまだあったけど、
分娩室に入ってからは朦朧。
学生さん二人が助産師の研修のために来ていて、陣痛初期段階の時に
「勉強の為に、見学とサポートをさせても大丈夫ですか?」と言われていたんだけど、
その時は申し訳ないけどお断りをしていた。
初めてのお産で不安も多い中、他人の視線は気になるかも知れなかったので。
(okしていたら、腰のマッサージをしてくれてたと思う)
そして再び分娩室にて、「学生にお産を見学させても大丈夫ですか?」と聞かれた。
その時は、不安とか視線とかはもうどうでもよくなっていたので、
息も絶え絶えにok。
分娩台の上で横向きに寝て、またお腹にモニターがついた。
横になった視線の先に壁掛け時計があり、
『あとでブログにまとめるから、時間を覚えてよう・・・』という思いが頭をよぎったものの、
陣痛の強烈さに、時間も出来事も、やはり記憶が曖昧
【2010年8月3日 AM9時頃】
しばらくは、腰のマッサージは母がしてくれてた(ような気がする)けど、
AM9時に、母は仕事の為、分娩室から離脱。
分娩室の外のソファに座っていた妹+ダンナが、母に「マッサージしてあげなさい!」と言われたらしく、
母と交代して分娩室に放り込まれた。
これが、後に重大なことに・・・
つづく
ダンナと実母と一緒に、歩いて病院到着。
診察室にて、
すでに子宮口が3センチ開いていて、
赤ちゃんの頭も大分下がってきている、と言われました。
やっぱり陣痛だった! よかった!
ただの腹痛です、とか言われて帰されたら恥ずかしいなと(´・ω・`)
それから、陣痛室という、
子宮口が開くまでひたすら痛みに耐え続ける拷問部屋へ。
3時すぎに、ようやくおしるしが来たり。
陣痛が7分間隔まで後退したり。
あと、木馬に乗ってゆらゆらしてみた。
この木馬、あなどれねぇ・・・
ベッドで寝るより、痛みがずっと楽になったよ。
時々、胎児心音と子宮収縮を計るモニターを付ける為にベッドに戻らないとだけど、
このモニターをつけてる時がつらかった。仰向けだと痛みが逃れないから。
「ゆらゆらしてぇぇぇ」 と心の中で叫んでた。
最初の頃は深呼吸だけで乗り切れていた陣痛が、段々重くなっていく。
真夜中だから眠くてウトウトしてても、数分後の痛みでたたき起こされる。
痛みが来るたび「フーッ フーッ」と呼吸してると、ダンナが背中をさすってくれる。
私も眠いけど、ダンナも眠かっただろうに。
実母は翌日も仕事の為、歳だし睡眠も取らないとなのでAM4時に一旦帰宅。
しばらくダンナと二人で痛みに耐える。
この時の陣痛の痛みは、以前、子宮に造影剤を入れた時の痛みくらいかな。
AM8時頃に母復活&ちっちゃい方の妹も来た。
ジーチャンもちょこっと顔を出したが、出る幕もないのですぐ退散。
【2010年8月3日 AM8時半頃】
子宮口が8センチ開いたので、分娩室へ。
その頃には痛みも強烈になっていて、朦朧としてたみたいで、
記憶をたどろうとしても全部思い出せないw
支えられながら、フラフラと隣にある分娩室へ歩きました。
本当は歩いた記憶もあんまり無いんだけど、多分歩いたんだと思う。
つづく
【2010年8月2日 夕飯】
ダンナは明日で連休最終日。
休み中に産まれたら良かったんだけど、おしるしの気配もない。
産まれる数日前から胎動も大人しくなる、と聞いたのに、今も元気にピョコピョコ動いてる。
あと一週間位遅れるんじゃwwと言いつつ、ダンナと実母はビールを飲む。
車がなくても病院まで歩いて5分だし、
実母も私を産む時に、家から病院まで歩いて行ったしw
【2010年8月2日 PM23時すぎ】
なんかお腹が痛くなる。
もしかして陣痛?
でも痛みの長さにムラがあるし、間隔が短すぎる。
ただの腹痛かも知れないなーと、途中でトイレに籠もりながら
一応23時半から痛みの記録を付け始める。
23:31 00:00 00:31 00:48 01:01 01:17
23:33 00:08 00:34 00:50 01:04
23:40 【トイレ】 00:39 00:53 01:06
23:52 00:27 00:42 00:55 01:09
23:57 00:29 00:44 00:59 01:14
きたないメモ
最初は10分間隔でやって来ると聞いていた陣痛が、いきなり2~3分間隔。
陣痛じゃないだろ思ってたけど、流石にAM1時まで続いた頃に諦めた。
ダンナと母を起こし、病院へ電話。
おしるしも破水も無いけど、3分間隔で痛みが来てることと、
先生に言われてた通り「子宮口が柔らかい」旨を伝えると、
すぐに病院に来て下さい、とのこと。
(普通初産婦は、10分間隔の陣痛が7分間隔になる頃に病院に着くよう、それまで家で待機してる)
着替えたり、入院用品の再確認をしたり、それから徒歩で病院へ。
歩いてる途中で3回陣痛の波が来たけど、この時の陣痛の痛みは
まだ立ち止まる程ではなく、ゆっくり歩けば大丈夫、な位の痛みでした。
つづく